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凪良ゆう先生のBL作品まとめ【タイプ別おすすめ】

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BL小説を読んだことがなくても、凪良ゆう先生のお名前を御存知の方は、多いのではないでしょうか?

「流浪の月」と「汝、星のごとく」で、2回本屋大賞を受賞された先生

今は、BL小説家というより、超有名な一般文芸作家さんという感じですね

でも、先生のBL小説、なかったことになるのはもったいない

ステキな作品がたくさんあります

なので、今回は、現在入手可能な先生のおすすめ作品を、タイプ別に分類してみました

先生のBL作品を読んだことがない方は、ぜひ1作でもお試しください

みなさんのお気に入りの1作を、見つける参考にしてもらえると嬉しいです

凪良ゆう先生とは

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滋賀県出身、京都在住の作家さんです

2006年BL小説家としてデビュー、2017年からは一般文芸でも作品を発表されている先生です

  • 商業誌デビュー:2006年「小説花丸」に掲載「恋するエゴイスト」(中編)
  • BL単行本デビュー:2007年「花嫁はマリッジブルー」
  • 一般文芸作品デビュー:2017年「神さまのビオトープ」
  • 一般小説:2019年「流浪の月」(第17回本屋大賞)
  • 一般小説:2022年「汝、星のごとく」(第20回本屋大賞)

2007年の第1作目発売以降、これまで40以上の作品を出版されています

凪良ゆう先生のBL小説作品リストは、Wikipediaにあります

これらの中で、何作かは、単行本でも電子書籍でも絶版となっていて現在入手困難です

名作として評価の高い作品が、いくつも絶版になっていて哀しいですが (>_<)

入手可能な作品にも、面白い作品はいっぱいあります

今回、そうした今でも読むことができる作品たちを、おすすめタイプ別にまとめてみました

シリーズものを読みたい気分なら

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長く世界観を味わいたいなら、シリーズものがいいですよね

ただ、凪良先生は、1冊完結型の作品が多いので、シリーズものは少ないです

「セキュリティ・ブランケット」上下巻、

「恋愛前夜」「求愛前夜」の2冊セットなど、あっても2冊までって印象

シリーズっていうほどでもない感じ

そんな中、「美しい彼」は、これまで本編3冊+番外編1冊が発売されています

正真正銘(?)シリーズ化されています

~「美しい彼」あらすじ~

高校生の平良(ひら)くん

彼は、無口で友達もおらず、クラス内の序列も最底辺

そんな平良くんが、人気者の清居(きよい)くんに、一目ぼれして・・・

また、「美しい彼」は、ドラマ化・映画化もなされました

凪良先生のBL作品の中でも、特別な作品であり、凪良先生の代表作の1つです

凪良先生のBL作品をまず1冊という場合でも、本作はおすすめです

高校生ものを読みたいなら

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「美しい彼」が有名なので、学園ものを多く書かれてそうなイメージの方もいるかもしれません

でも、意外にそうでもないんですよね

たとえ高校生が主役でも、描かれているのは学外がメインだったりします

ここで上げた3作も、高校生が主人公ですが、学園ものって感じではないかな

高校生の不安定な気持ちだったり、環境の移ろいやすさなどが主軸になっています

ちなみに、「恋愛前夜」は、続編に「求愛前夜」があります

~「きみが好きだった」あらすじ~

高2の高良と諏訪は、いとこで親友

ある日、諏訪に真山を紹介された高良

高良は、2人が付き合っていることを知りながら、真山に惹かれて・・・

年上との恋を読みたいなら

立場の違う大人の男性に惹かれる主人公のお話もあります

可愛らしいお話なら「恋をするということ」が、おすすめです

恋をするということ【電子書籍】[ 凪良ゆう ]

2人の積み重ねた時間を味わいたいなら

凪良ゆう先生の作品は、何年もの経過(時には何十年も!)を、描くものが多いです

想いが積み重なっていく2人を丁寧に読めるのが、とてもステキです

ここで取り上げた3作は、そんな中でも特に流れる時間が切なくて愛しい良作たちです

生きづらさを抱える主人公達を応援したいなら

凪良先生の一般文芸作品には、「世間的には正しくない人たち」がしばしば登場します

倫理的には正しくなかったり、ある種の犯罪を犯していたりする人たちです

それは先生のBL小説でも同様で、色々な意味で罪を犯した人物がいくつかの作品で描かれています

善悪という価値基準以上に、伝えたいことがおありなんだろうなと推測しています

中には、今の先生の立ち位置で発表したら物議をかもすんじゃ・・・という内容もあります

特に「天涯行き」などは、読み手を選ぶ作品かもしれません

あらすじを確認いただき、合いそうだなと感じたら、一度試していただきたいです

群像劇を楽しみたいなら

メインのカップル2人以外の脇役たちが、良い味を出している作品を2つ紹介します

比較的明るい群像劇なら「セキュリティ・ブランケット」が、おすすめです

上下巻あります

登場人物たちの抱える問題が複雑で、深い題材が描かれた群像劇なら「ここで待ってる」です

コメディタッチな作品を楽しみたい気分なら

凪良ゆう先生の作品は、全体にやや重めというかシリアスなものが多いです

ただ、その中でも、たまに振り切った明るい作品を描かれることがあります

こっちは、振り幅にびっくりしますw

個人的に、そういう意味で驚いた作品代表が、「それはおまえが童貞だからです」です

まとめ

  • 凪良ゆう先生のBL小説を、おすすめタイプ別にまとめてみました
  • 実力派作家さんの描くBL小説は、やっぱりとても面白いです
  • 気になる作品があれば、電子書籍なら試し読みできるものも多いので、まずは読んでみてください
  • お気に入りの1作を見つける参考にしてもらえたら嬉しいです