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【高校生の恋】学園BL:凪良ゆう「きみが好きだった」感想・おすすめ

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友達の恋人を、好きになったことはありますか?

すごくしんどいし、苦しいですよね

凪良ゆう先生「きみが好きだった」の主人公も、そんな苦しみを抱える高校生です

好きになってはいけない相手だと思いつつ、諦められずに苦悩します

ままならない恋人生に悩む高校生たちの青春を、じっくり味わいたい方にオススメの作品です

「きみが好きだった」とは

キャラ文庫「きみが好きだった」は、凪良ゆう先生のBL小説です

「きみが好きだった」自体は、2013年に1度、単行本で刊行された作品です

そこに、後日談「グッデイグッデイ」と、書下ろし番外編「さくら」が追加収録したものが

文庫化され、2018年に新装版として、発売されました

(2018年12月31日 徳間書店キャラ文庫)

「きみが好きだった」あらすじ

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高良晶太郎(たから しょうたろう)さんと、諏訪直己(すわ なおみ)さんは、高校2年生

いとこで、同じ高校に通う親友です

ある日、諏訪さんに、3年の真山南(まやま みなみ)さんを紹介された高良さん

高良さんは、2人が付き合っていることを知りながら、真山先輩に惹かれていきます

しかし、思いを打ち明けることはできず、仲良くしている2人を、そばで見守り続け・・・

「きみが好きだった」感想

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いやあ、凪良ゆう先生のBL作品、至福です

ホントに好きです

別に題材や設定は、特別なものじゃないと思うんです

高校生の三角関係とか、普通のライトノベルでも、BL作品でも、よく見かけます

でも、先生の文章で読むのが、すごく心地良かったです

それに、登場人物も、みんなどこか弱くて可愛い人たちばかりで、愛しかったです

一応、当て馬的なポジションの諏訪さんさえも、幸せになってほしいと思いました

実力派作家が書いた、王道BL作品って感じで、とてもよかったです

繊細な宝井理人先生のイラスト

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陰のある宝井先生のイラストが、作品にとても合っていると思いました

メインの3人は、高校生らしく、いくつも悩みを抱えているんですが、

その鬱屈した思いが、それぞれの表情に、すごく表れていると思いました

表紙の高良さんと真山さんの切なそうな眼差しや、背中合わせも素敵です

でも、個人的に、背表紙が一番好きで

表紙絵と一連の背表紙しようと考えた方、ありがとうございます!

背表紙の諏訪さんに、とっても心が揺さぶられます

ぜひ、最後まで読んだ後に、もう一度、表紙と背表紙をご覧いただければと思います

切ない高校生の青春を味わいたい方に、おすすめの作品です

  • 好きになってはいけない相手だと思いつつ、諦められずに苦悩する高校生が主人公です
  • 恋や人生に悩む高校生の青春を、じっくり味わいたい方にオススメの作品です