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【アンドロイドとの恋】ファンタジーBL:中原一也「拝啓、百年先の世界のあなたへ」

imaged by Shawn Lee from Unsplash

未来で、アンドロイドと人間が恋することが、できるようになると思いますか?

もしかしたら、100年ぐらい先の世界なら、アンドロイドにも心が生まれて恋することも可能かもしれない

本作を読むと、そんな風に思えてきます

でも、元々違うもの同士ですし、ハードルはいっぱいあって、辛いことも多く起きます

そんな数々のハードルの中、お互いを一生懸命思いやる2人が健気で、いじらしくなります

人間とアンドロイドの切ない恋を、読んでみたい方にオススメの作品です

「拝啓、百年先の世界のあなたへ」あらすじ

小説家として挫折した一ツ木なつめ(ひとつぎ なつめ)さん

なつめさんの元に、ある日、キースと名乗る人物が、突然現れます

キースは、未来から来たアンドロイドで、なつめさんに小説を書かせるためにやってきたと話します

2度と小説は書けないと思っているなつめさんは、キースの言葉に反発しますが・・・

(2020年9月30日 徳間書店キャラ文庫)

「拝啓、百年先の世界のあなたへ」感想

美しい物語でした

最初、なつめさんがあまりに人生に後ろ向きで、蹴飛ばしたくなっちゃいましたが(苦笑)

キースが、健気で一生懸命で、とても感情豊かな素敵なアンドロイドで

そんなキースと過ごすうちに、なつめさんが、強く前向きに変わっていくのが、良いなあと思いました

近所の中野さんも、なつめさんの姉の楓子(ふうこ)さんも、あたたかくて良い人たちで

嫌な人も出てくるし、辛い出来事もあるんですけど、終始、愛にあふれていました

出会えて良かった、そう思えた作品でした

抒情的な笠井あゆみ先生のイラスト

笠井先生のイラスト、特に目の表現が素晴らしかったです

眼差しから相手を大切に思う気持ちが、これでもかってぐらいに伝わってきました

特に、表紙!

猫2匹を抱くキースの眼差しが、熱くて哀しくて、アンドロイドのはずなのに、人間的でした

最後まで読んだ後で表紙を見ると、本当に、こみ上げてくるものがあります

美しい挿絵でした

切ない恋を読みたい方にオススメ

  • 人間と、未来から来たアンドロイドのお話です
  • 性別はもちろん、種族や時間、色々なものを越えて、相手を想う2人が健気でいじらしいです
  • 切なくて苦しい、でも恋する2人が愛しい、そんな物語を読みたい方にオススメの作品です