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【1945シリーズ】戦時BL:尾上与一「蒼穹のローレライ」感想・おすすめ

Photo by Carl Nenzen Loven on Unsplash

BL小説には、様々なジャンルがあります

最近は、オメガバースや異世界ものが特に人気ですね

そんな中、戦時中を舞台にした作品も、出版されています

海外や架空の国が舞台のものが多いですが、日本の戦争時代を舞台にした作品もあります

特に、尾上与一先生の太平洋戦争時代を舞台にした作品群は有名です

「1945シリーズ」と呼ばれている作品たちです

2010年代に発売されたシリーズで、長く絶版になっていたものの、今でも根強い人気があります

そんなシリーズが、2024年、出版社を変えて復刊されることになりました

その第1弾作品が、「蒼穹のローレライ」です

「蒼穹のローレライ」とは?

元々は、2015年10月に、Holly NOVELS(蒼竜社)から発売された作品です

「1945シリーズ」の中でも、当時から大変評価が高い作品でした

今回、10年近くの時を経て、2024年2月にキャラ文庫から新装版1冊目として復刊されました

初版時、文庫には収録されていなかった書き下ろし掌編「面影」が、今回追加収録されています

なお、「1945シリーズ」の各作品は、続きものではなく独立しています

どれから読んでも問題ありません(もちろん番外編集2冊は別です^^)

「蒼穹のローレライ」あらすじ

Photo by Luc Dobigeon on Unsplash

太平洋戦争中期を舞台にした、2人の青年の物語です

日本の基地で働く整備員三上徹雄(みかみ てつお)は、最前線ラバウルに赴任することになります

空路でラバウルに向かった三上たちでしたが、途中で敵の襲撃を受けてしまいます

その時に助けてくれたのが、浅群塁(あさむら るい)が操縦する零戦でした

ラバウル到着後、浅群や彼の同僚と出くわした三上は・・・ 

「蒼穹のローレライ」感想

Photo by Karl Callwood on Unsplash

読んでいる間、何度も泣いて、ラバウルの青空に思いを馳せて

読み終わった後は、2人の幸せや生き方について、何回も考えました

きっとこれからも、繰り返し思い出すんだと思います

そんな風に、読んだ者の心に深く残る名作です

感動作とか号泣作品とか、他にも色々表現はできるでしょうけど、十分ではないように思います

ただただ名作、そうとしか言いようがないような作品に感じました

とにかく、この作品に出会い、読むことができて幸せでした

待望の復刊なので、どうか1人でも多くの人に読んでいただきたいです

そして、ずっとずっと読み継がれていってほしいです

関連本:1945シリーズは、尾上与一先生の代表的作品群です

Photo by Tatiana Glazkova on Unsplash

太平洋戦争を舞台にした尾上先生の作品群は、「1945シリーズ」と呼ばれています

基本的に各作品は独立しており、本編5作は、どれから読んでも問題ありません

また、上記5作品の他、番外編集が2作あります

「郵便飛行機より愛を込めて」と「謹製ヘルブック」が、番外編集です

さらに上記とは別に、「HOLLY MIX」というアンソロジーにも、番外編が掲載されています

初版の発売元であるHolly NOVELSの8周年記念に発売された、書き下ろし番外編集です

木原音瀬先生など他の先生方とともに、尾上先生も「碧のかたみ」番外編を発表されています

ただ、いずれもHolly NOVELS(蒼竜社)から発売された初版本は、絶版となっています

残念ながら、電子書籍でも発売されていません

今回、キャラ文庫で新装版が発売されるのは、今のところ以下の4作品です

残りの「彩雲の城」なども、ぜひ復刊してほしいです

     作品名        初版発売        新装版    
天球儀の海2012年10月2024年4月(既刊)
碧のかたみ2013年8月2024年6月発売予定
彩雲の城2014年11月
蒼穹のローレライ2015年10月2024年2月(既刊)
プルメリアのころ。2016年2月2024年8月発売予定
※郵便飛行機より愛を込めて2016年8月
※謹製ヘルブック2017年6月
※HOLLY MIX
(他の先生達との共同番外編集)
2013年10月
尾上与一先生「1945シリーズ」

読み応えのある作品をじっくり味わいたい方に、オススメの作品です

Photo by Simon Berger on Unsplash
  • 太平洋戦争中、精一杯生きた2人の青年の物語です
  • 読み応えのある作品をじっくり味わいたい方に、特にオススメの作品です
  • 戦争ものが苦手な方にはお勧めしにくいですが、多くの方に試して頂きたいです
  • これからもずっと読み継がれていってほしい名作です